132: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:38:16.06 ID:qXboas7Oo
「なんですか?」
「お前、緑川と知り合いなのか?」
133: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:40:54.64 ID:qXboas7Oo
日曜日の中央公園。
緑の多いこの公園は、モトハルも好きな場所だ。
134: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:41:40.62 ID:qXboas7Oo
「おい、ちょっと待て」
「イナゴキーック!」
135: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:42:48.25 ID:qXboas7Oo
異常を察知した星空みゆきが駆け寄ってくる。
「星空! 大丈夫か」
136: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:43:43.21 ID:qXboas7Oo
しかし、変身する前にアカオーニは縄を投げつける。
すると、その縄は特殊なモノのようで、自動でみゆきの身体に巻き付いてしまった。
137: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:44:23.14 ID:qXboas7Oo
そう叫ぶと、アカンベェとアカオーニは別の方向へと移動して行った。
「へ? 今、あの赤鬼さんは何て言ったの?」
138: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:44:49.41 ID:qXboas7Oo
一方その頃、なおは五人の妹弟たちと一緒にいた。
眩暈を我慢しながら、弟や妹たちを守ろうと必死だったのだ。
139: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:45:26.37 ID:qXboas7Oo
見るからに調子の悪そうなけいたは嫌そうな顔をする。
「大丈夫、姉ちゃんはすぐに行くから。だから少しの間、この子たちを頼む」
140: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:46:03.07 ID:qXboas7Oo
不意に体が横に跳ぶ。
それと同時に公園のベンチが真っ二つに斬れてしまった。
141: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:46:52.02 ID:qXboas7Oo
「モトハルさん、あいつらは……」
「悪い奴らだよ。今まで商店街で水道管が爆発したり、学校のグラウンドに大穴が開いたりする
142: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:47:37.07 ID:qXboas7Oo
「……!」
その声になおの身体は揺れる。
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