過去ログ - 男子高校生のスマイルプリキュア
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172: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/20(火) 20:34:31.94 ID:9ToLbnflo

「いってえええ、さすがに二階から飛び下りるのは痛かった。
素直に階段使っときゃよかったあ……」

「何してるだわさ……」

「おっとおばあちゃん。俺の地元でそんなおいたをしちゃあいけねえぜ」

 会長は立ち上がりつつ言った。

「おばあちゃんじゃないだわさ! 私はマジョリーナだわさ!」

「ああわかった、魔女お婆ちゃん。さっさと元に戻してくれるかい」

「そういうわけにもいかないだわさ。というか、まぜお前は平気だわさ?」

「若いからねえ」

「よくわからんだわさ。とにかく、出力全開でバッドエナジーを集めるだわさ」

 そう言うと、マジョリーナは本を開いた。

「その本で何をするの」

「聞いておどろけ。この本を黒く塗りつぶすことで世界をバッドエンドにするだわさ」

「へえ」

「こうすることによって人間どもからバッドエナジーを集め、世界を破滅させるだわさ」

「なるほど」

「さあ、大人しくお前もバッドエナジーを進呈し、皇帝ピエーロ様の復活に寄与するだわ……」

 マジョリーナは周囲を見回す。

「あれ? 闇の絵本が」

「この本にそんな力があるのかな?」

 いつの間にか、会長はマジョリーナの持っている絵本を手に持っていた。

「ちょっ、泥棒! 何をしてるだわさ」


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