21: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/16(金) 21:01:49.47 ID:ha4LqwPlo
「あいつら、バカだから」
「へ……」
一分後
「ぐおお……」
「……」
「……弱すぎるぞお前ら」あきれ顔でウルフルンはつぶやく。
アカンベェの一撃に、二人は速攻でノックアウトされてしまったのだ。
「だ、大丈夫クルか?」
「問題ない」と唐沢。
「ああ、死んでなければ大丈夫だろう」
モトハルも言った。
「しかしマズイな」
「ああ、不味い」
先ほどの(一瞬で終った)ヒデノリたちの戦いを見ても、相手の化け物は一般人で叶うような
相手ではないことは明白だ。
アークデーモンでもない限り、まともに対抗はできないだろう。
そんな時、唐沢は言った。
「モトハル」
「どうした」
「星空とキャンディを頼む」
そう言うと、唐沢は肩に乗せていたキャンディをモトハルに渡す。
「おい、何をする気だ」
「どうするクル!?」
「俺が時間を稼ぐ。その間に星空やほかの人たちを避難させていてくれ」
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