25: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/16(金) 21:05:00.38 ID:ha4LqwPlo
「アカンベエエエエエエ!!」
頭が若干凹んだ状態でアカンベェは再び動き出した。
「どどど、どうすればいいの!?」
戸惑うみゆき。
普通の中学生がいきなり戦えと言われても戸惑うのも無理はない。
「このまま敵を倒しても不味いクル! プリキュアの力で悪の力を浄化する必要があるクル!」
「浄化ってどうすれば」
そう言っているうちに、再び敵が襲い掛かってくる。
「アカンベエエエエエエ!!」
「星空! 横に回り込め!」
再び唐沢が叫ぶ。
「ほえ?」
みゆきは言われた通り素早くアカンベェの側面に回り込む。
「行け! 殴れ!」
「よおし、ハッピーパーンチ!!!」
そう言ってみゆきは正拳突きをくらわす。
すると、アカンベェの側面が大きく凹んで吹き飛んだ。
「うぎゃあああああ」
吹き飛ばされた化け物は、八百屋に突っ込む。
「凄いパワー……」自分で自分に驚くみゆき。
それを見たウルフルンは、
「くそ、プリキュアの力を甘く見ていたようだ。こうなったら」
「気を付けろ星空! 敵は何かをたくらんでいるぞ!」
「え?」
唐沢がそう言った時はもう遅かった。
ウルフルンの攻撃はすでに始まっていたのだ。
*
204Res/176.68 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。