78: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/18(日) 21:02:06.99 ID:8VKkmjGKo
第3話 プロローグ
その日、生徒会メンバーは生徒会室に集められた。
「学校説明会ですか?」
「ああ、中学生を対象とした学校説明会に行くよう上が言ってきやがった」
生徒会の会長席で生徒会長は言った。
「だから、これから地元の中学校にお前たちを派遣する。そこで、この学校の
素晴らしさを説明してきてくれ」
「それは構いませんが」
強面で有名な生徒会副会長には懸念事項があった。
「どうした、副会長」
と、会長は聞く。
「会長たちはいいかもしれませんが、自分が行ったら中学生たちがビビるんじゃ
ないでしょうか」
自分でも怖い顔、という自覚は少なからずある副会長であった。
「そんなに心配なら――」
そう言って会長は視線を移動させた。
「唐沢」
「はい」
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