99: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/18(日) 21:21:11.18 ID:8VKkmjGKo
副会長の姿を見たナマハーゲは大きく出刃包丁を振りかぶる。
そこに、
「待ちな!」
言葉と同時に、大きな石がナマハーゲの後頭部に当たる。
「お前らの目的は俺じゃないのか?」
えぐれたコンクリート片を持った唐沢がいた。
そして彼は、ほんのわずかな時間、副会長を見る。
白い帽子から垣間見える目が、「早く逃げろ」と副会長に訴えかけているようだ。
(わかった)
副会長は頷き、やよいを抱えたまま走り出した。
周囲を見ると、ほとんど人がいなくなっている。
(さすが唐沢)
どうやら唐沢が倒れた人たちを移動させていたようだ。
*
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