過去ログ - 騎士ガンダム「問おう、あなたが私のマスターですか?」
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◆.c.yXP2vFk
2012/03/25(日) 15:32:26.58 ID:+iiRqz5I0
衛宮邸
セイバー「…ん」
セイバー「ここは…そうか、わたしは宝具の力の負荷で倒れて…」
セイバー「士朗殿は、いずこへ…」キョロキョロ
セイバー「魔翌力もこの屋敷に感じられない。とても遠くに居る…」
セイバー「一体どうすれば…む」
凛「」
セイバー「あれは、凛殿…。凛殿!」
凛「ん? あら、セイバー目が覚めたのね?」
セイバー「ええ。おかげさまで…それで、士朗殿が」
凛「シロウがどうしたの?」
セイバー「わずかに士朗殿の魔翌力を感じますが、とても遠くに感じます。おそらく敵の手中かと…」
セイバー「申し訳ないが、今の私では主を守ることができない。どうか力添え…できないだろうか?」
アーチャー「ふむ、おそらく相手はあのアインツベルンの娘。いくのなら、急がねばなるまい」
凛「バーサーカータッグが相手!? セイバーいくらなんでもそんな体では無謀よ!」
セイバー「戦えます…。士朗殿をほうっておくわけには行かない」
凛「…わかったわ。私もついていく」
セイバー「凛…!! 感謝痛みいります」
凛「でも、ここから相手の根城まで行くのに時間かかるわよ。セイバーもこんな状態だから」
セイバー「それなら、ご心配なく…」キュイーンガシャン
アーチャー「へ…!」
アーチャー・凛「変形した!?」
セイバー「私の霊装のひとつ、ケンタウロス。これは普段の自分のもうひとつの姿でもあるので、魔翌力の消費をせずに音の速度で彼奴の根城までいけます」
凛「あなたには、なにかできないの?」
アーチャ「さすがに変形は…」
凛「とはいっても…。あの巨人をどうやって攻略するのかしら」
アーチャー「…。妖精たちの伝説の中に、光の弓と矢の話があります…。」
凛「光の、弓と矢…?」
アーチャー「はい、巨人を倒すことができる、弓矢の話です。でも話だけで、わたしはその弓矢を見たことがありません…」
凛「だめじゃないの…」
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