過去ログ - 騎士ガンダム「問おう、あなたが私のマスターですか?」
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◆.c.yXP2vFk
2012/03/25(日) 16:08:18.38 ID:+iiRqz5I0
アインツベルン城
イリヤ「ね?シロウ、私のサーヴァントになりなさい」
シロウ「むちゃくちゃだ」
イリヤ「だって、セイバーが消えたら、戦う手段がないでしょ? マスターでいてもしょうがないじゃない」
シロウ「違う、セイバーはまだ消えちゃ居ない!」
イリヤ「ふーん、でもあんな状態ならすぐにやられちゃうよ?」
イリヤ「シロウはここにいればいいの。わたしがずっと守ってあげるから」
シロウ「はなれろ、イリヤ。どんなに揺さぶっても、俺は…」
イリヤ「もう、シロウは分かってないな。シロウはいま籠の中の小鳥なんだから」
イリヤ「あんまり私を怒らせるようなことしちゃだめ」
イリヤ「それに、十年も待ったんだもの。こんなに簡単にころしちゃつまんないもん」
シロウ「……」
イリヤ「もう一度きくわ。シロウ、わたしのサーヴァントになりなさい」
シロウ「…イリヤ、お前の言うことはきけない。俺にはセイバーがいる。だから俺はマスターとして戦うだけだ!」
イリヤ「そう、あなたまで裏切るの…。今まで見逃してきたけど、もうおしまい。そこで待ってなさい」
シロウ「待て、イリヤ! 一体何をする気なんだ!」
イリヤ「セイバーをころすの。そうすれば、シロウは少しは後悔するでしょ?」
シロウ「なんだって!? やめろ、セイバーと遠坂は関係ない!」
イリヤ「そう…、けど二人はころすわ。その次はシロウ…あなたの番よ!」
イリヤ「わたしのものにならないのなら、シロウなんていらないもの」
シロウ「おまえが俺をころすのは勝手だが…、二人をころす理由なんて!」
イリヤ「マスターを生かしておけないわ。それが聖杯戦争でしょ?」
シロウ「ばか!人を簡単にころすだなんていっちゃいけない」
イリヤ「あら、残念ね。わたしもう他のマスターころしちゃってるんだよ?」
シロウ「なに!?」
イリヤ「昨日の話だけど、予想外といえば予想外だったかな」
イリヤ「ライダーのマスター。お兄ちゃんがころすと思っていたのに」
シロウ「おまえ、慎二をやったのか!?」
イリヤ「ふふ、お兄ちゃんてば甘いよ。ほんとは横取りって好きじゃないんだけど。お兄ちゃんがころさないから」
イリヤ「ふふふ、それじゃあいってくるわ。せいぜい逃げるどりょくでもしてなさい!」バタン
シロウ「イリヤ!まて!イリヤ!!」
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