過去ログ - インデックス「当方に迎撃の用意あり」
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12:当方に進撃の覚悟あり[saga]
2012/03/18(日) 22:58:48.12 ID:aJiCFglS0

ステイルの表情を、神裂は遠くからじっと眺めていた。


「神裂じゃないか。そんなところで突っ立ってどうした?」


呆れたような声をかけられる。
そうされても不思議のない距離にまでステイルが歩み寄ってきていたことに、声をかけられて初めて気が付いた。
神裂は掛け値なく、呆然としていたのだ。
なぜなら、あまりにもその顔立ちが――――


「あーっ! いたぞー!」

「!? くっ、もう嗅ぎつけましたか!」

「……何の騒ぎだい、これは」


喧しい連中に追いつかれてしまった、と息を大きく吐く。
ふと思い立って一八〇度振り返ると、ローラ=スチュアートの姿は忽然と消えていた。


「おやおや、不良神父じゃありませんかい。ちょうどいいところで会いました」

「ステイルくん、女教皇様の説得を手伝ってもらえませんか! 付き合いの長いあなたの頼みなら聞いてくれるかもしれません!」

「聞きませんッッ!! たとえ天にまします我らが主のお言葉であろうと!」

「…………だから、何の騒ぎなんだと聞いてるんだが」



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