過去ログ - インデックス「当方に迎撃の用意あり」
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15:当方に進撃の覚悟あり[saga]
2012/03/18(日) 23:02:43.51 ID:aJiCFglS0

ゆえにそんな戯言が響き渡った瞬間、場の空気ははっきりと凍りついた。


「……す、ステイル?」


おっかなびっくり、神裂が声をかけた。
付き合いの長い彼女をしてこれなのだから、居合わせた他の面々に言葉などあるはずもない。
なにか尋常ではないことが起こったのだ、とその場の全員が感じとっていた。


「五和、アニェーゼ。君たちに聞きたい事があるんだが」

「は、はい!?」

「な、なんですかい!?」


つい先刻まで血走った目をしていた行かず後家予備軍が、にこやかに口許だけで微笑みかけられて、背筋をピンと伸ばした。
初対面の第三者ならば、思わずクラリときて不思議でないアルカイックスマイル。
だが、常日頃のステイルの仏頂面を知る者からすれば不気味なことこの上ない。
五和とアニェーゼもご多聞に漏れず、鳥肌を総毛立てているようだ。


「これは皮肉抜きで言うんだが。上条当麻って男は、女性の目線からするとどのあたりが魅力的に映るんだい?」

「「「!?」」」


そして、時が止まった。



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