過去ログ - インデックス「当方に迎撃の用意あり」
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36:当方に迎撃の用意『  』[saga]
2012/03/20(火) 21:24:09.12 ID:tIbuw6lR0

気まずい沈黙に口を塞がれる前に、仕草だけでこたつに入ってはどうかと促す。
物珍しげに日本特有の暖房器具を眺めていたステイルは、ややあってから無言で首を横に振った。
無視しがたい違和感が、脳のどこかをくすぐってくる。
しかしその正体は杳として知れない。
仕方なくインデックスは天板の上の蜜柑に手を伸ばし、器用に皮を剥いて頬張ろうとする。


「君と奴は、付き合ってるわけじゃないのかい?」

「ぶ!? ん、けほ、かほっ!!」

「その様子だとまだのようだね。それは好都合」

「こ、好都合……? んぐっ、こほ」


投げ入れられたのは、特大の爆弾だった。
派手にむせたインデックスに対して特段感情をあらわにするでもなく、ステイルは無表情に喜びを口にする。
その意味するところを計りかねているところに、




「インデックス、僕は君が好きだった。そして、今なお君が好きなんだ」




そして時間軸は冒頭に戻る。



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