過去ログ - インデックス「当方に迎撃の用意あり」
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54:当方は『  』の準備中[saga]
2012/03/21(水) 21:51:34.67 ID:2C0UJs0L0

悶々と受け入れがたい現実に頭を抱えているところに、


「どう思う?」

「んあ、え? な、なにがでせう?」

「仮に、だ。僕があの子に告白して、あの子もそれを受け入れてくれて、めでたく付き合うことになって、ロンドンなりに連れて帰るから、よしよし今までありがとうもう君はお役御免だよ、なんてことになってしまったら」

「なっ!」

「そんな事態を想像してみろ、どう思う?」


上条は先刻とはまた別の意味で頭を抱える羽目になった。
正直に言って、考えたこともないケースだった。
否、考えたくもない事態である、と言った方が正確かもしれない。

つまり、その事実が意味するところとは。


「…………お断り、だな」

「へえ」

「俺にとってあいつは、そばにいてくれなくちゃ自分の存在が成り立たない、酸素みたいなもんなんだ」

「なかなかに情熱的かつ、僕に対しても挑戦的なお言葉だ」



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