過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2012/03/18(日) 23:49:27.42 ID:aMmlt9I+0
学園都市第7学区の通りを一人の女子生徒が走っていた。
灰色のスカートに袖無しのサマーセーター。
学園都市に住む者なら知らぬ人はいない、常盤台中学の制服だ。
(早く帰らないと寮監にお仕置きされちゃうわ)
(罰則がプロレス技30連発なんて耐えられるわけないじゃない)
常盤台中学の指定している門限は8時20分である。
門限を破ろうものなら、鬼寮監の手でオソロシイ地獄を見ることは確実だ。
何せその寮監はレベル4ならずレベル5すらも素手で取り押さえることが出来るという、怪物とも言える人間なのだ。
一度目を付けられたら最後、逃げることなど不可能である。
しかも最近新しい技を模索中らしく、その実験も兼ねてると学生の間で専らの噂だ。
実験台にされる方の身としてはたまったものではない。
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