過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)
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335: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2012/06/17(日) 21:45:35.19 ID:U+rAl0+H0

佐天(・・・・・・やっぱり暗いなぁ)


夕日の光が僅かに差し込む通路を歩いていく。

分かっていたことだが、視界がとても悪い。
夕日のおかげで真っ暗闇というわけではないが、それでも不安感を煽るには十分な暗さだ。
むしろ、中途半端であるが故に一層雰囲気が出ていると言える。

しかも今日の夕焼けはいつも以上に紅い。まるで壁一面にペンキをぶちまけたかのようだ。


佐天(う〜、分かってたけどやっぱり不気味だ・・・・・・)

佐天(なんか明らかに『出そう』って感じがする)

佐天(早いとこ抜けた方がよさそう)


ここまで雰囲気が出ていると流石に怖い。
科学の天下である学園都市で幽霊を信じるなどと笑い話でしかないが、
やっぱり『いるかも知れない』と思ってしまうのが人の性というものか。

『ある事実・現象が全くない』ということを証明するのは難しい。
俗に言う『悪魔の証明』であるが、それは科学が発達した学園都市でも言えることである。




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