過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)
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474: ◆jPpg5.obl6[saga sage]
2012/09/02(日) 20:29:17.36 ID:EkPzwhUs0

ステイルとリトルは目的の魔道書の保管場所に向けて黙々と歩いている。

パチュリーの部屋を出てから今まで一度も会話をしていない。
出会ってからそれ程経っていないのだから、会話をする内容がないのだろう。
互いのことを何も知らないのだから当然のことと言える。

ステイルもそれ程気にもならなかったが、このまま会話がないのもあれなので、
先ほど自分が疑問に思ったことを目の前の少女にぶつけてみることにした。


ステイル「少し聞きたいことがあるのだが」

リトル「なんでしょう?」

ステイル「どうして君はこんなところで働いているんだい?」

リトル「そんなに不思議なことですか?」

ステイル「不思議も何も、この場所は多くの魔道書を保管している危険な区域だ」

ステイル「パチュリーは相当な実力者のようだからここを任されているのだろうけど、君はそれ程熟練した魔術師とは思えない」

リトル「そうですか? もしかしたら実力を隠しているのかも知れませんよ?」クスクス

ステイル「それはないな。 君からは魔術師特有の匂いを感じない」

ステイル「魔術師というのは術の力を上げるために色々薬品を使うことがあるからね」

ステイル「何より――――」





ステイル「君はまだ人を殺したことがないだろう?」

リトル「・・・・・・」




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