過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)
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◆jPpg5.obl6
[saga sage]
2012/10/21(日) 20:44:57.26 ID:cSE8Oo820
上条「む・・・・・・?」パチッ
上条当麻は自宅の風呂場の浴槽の中で覚醒した。
起きるにしては幾分時間が早い気もするが、そういう日もあるだろう。
彼が風呂場に寝泊まりするようになったのは、インデックスに出会った1年前からである。
学生寮は基本的に1部屋にベッドが1つであり、そのままでは必然的にインデックスと当麻は同じベッドで寝ることになってしまう。
健全な男子高校生である彼としてはそれだけは何としてでも避けたかったため、自主的に浴槽で就寝するようになった。
インデックスはもちろんそんなことは気にしてはおらず、むしろ一緒に寝て欲しいとまで言っていたのだが、
地雷原でフラメンコを踊るようなことをする勇気が彼にあるはずもなく、今でも浴槽に布団を敷いて寝ている。
この前土御門からは『カミやんは相変わらずニブチンだにゃ〜』と言っていたが、
何のことを言っているのか皆目見当も付かなかったので無視した。
上条「よいしょっと。 いつつつ・・・・・・ちょっと右肩が硬くなってるな・・・・・・」
上条(インデックスもまだ起きないみたいだし、外で運動でもするか)
流石に1年間同じような生活を続けていれば慣れたものではあるが、それでも窮屈であることには変わりなく、
こうして寝起きに体を動かさないと節々が痛くてしょうがない。
もちろんインデックスの前ではそんなことを口に出したりはしないが。
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