過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)
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789: ◆jPpg5.obl6[saga sage]
2012/12/02(日) 19:48:30.22 ID:2hIMO8fo0

黄泉川「手元に配られた資料を見てくれるとわかると思うが、この表は今まで起こった事件を纏めた物じゃん」

黄泉川「今回に事件の発端は、先に話したように6月25日に常盤台中学学生寮周辺の路地裏で女子生徒が襲われたのが始まりじゃん」

黄泉川「犯行時刻は8時半前後。 女子生徒は犯人によって背後から首筋にスタンガンを押し当てられて気絶させられた」

黄泉川「その後、女子生徒に付けられた傷と女子生徒の血圧が正常値と比べて低下していたことから、
女子生徒は気絶させられた後に血液を抜き取られたと推測されたじゃん」

風紀委員「犯人はどのように血液を抜き取ったんですか?」

黄泉川「先日送った資料に記載しているように、被害者の女子生徒には針による刺し傷が見つかっている」

黄泉川「おそらく注射針を使って何かの容器に詰めたと思われるじゃん。 まぁ十中八九輸血用のパックだろう」

黄泉川「その日に使いでもしない限り、どうしても長期保存のための容器が必要になるじゃん」


血を抜き取ったのであれば、必ずそれを保管するするための容れ物が必要だ。
血液は生ものであり、しかるべき方法で管理しなければあっという間に使い物にならなくなってしまう。

何の用途も考えず単に血液を抜き取ることだけが目的なのであれば、そのような準備をする必要はないかもしれない。
それでこそ、ただのビニール袋でも十分こと足りるだろう。

しかし『血を抜くこと』だけを目的にしてこのような犯行を及ぼすとは考えにくい。
必ず何か目的が存在しているはずだ。その目的が何なのかはまだ知りようがないが。


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