過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)
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794: ◆jPpg5.obl6[saga sage]
2012/12/02(日) 19:59:59.36 ID:2hIMO8fo0

黄泉川「それに本当に犯人の容姿が情報通りだったとしても、それは別に新たな問題を生むことになるじゃん」

風紀委員「新たな問題・・・・・・?」

黄泉川「この『白髪で赤い瞳孔』という容姿。 これは『先天性白皮症』というれっきとした病気じゃん」

黄泉川「こういった見た目に影響がある病気は迫害や差別の原因になりやすいから、その情報は基本的に管理されている」

黄泉川「『警備員』でもその情報を得るためには色々手続きをとる必要があるじゃん」

黄泉川「だからそれについては確信を持ってから調査したいと思っているじゃんよ」


『先天性白皮症』は学園都市外部でも色々問題となっている病気の一種である。
アフリカでは、アルビノの体には霊的な力が宿ると信じられているため、
臓器売買の目的とするアルビノをターゲットとした殺人が後を絶たない。

さらに学園都市は人間の生体を調べ、超能力を発現する研究をしている。
比較的珍しい遺伝的疾患であるアルビノを用いて、非合法の研究をする輩が出ないとも限らない。
そういったことを阻止するために、遺伝子に関係する情報は高度なセキュリティで厳重に管理されている。

遺伝子情報についての情報開示の許可は、そう何度ももらえる代物ではない。
『警備員』としては『犯人が先天性白皮症である』という確たる証拠を手に入れてから許可の申請をしたかった。




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