過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2012/12/09(日) 23:02:58.23 ID://72uYRy0
黄泉川「ところで、その『バカの四重奏』ってどんな子達なんだい?」
美鈴「いや、私は中等部の体育の担任なので風の噂くらいでしか聞いたことがありませんね」
美鈴「あ、でも有名な子は二人知ってますよ。 チルノちゃんとルーミアちゃんですね」
黄泉川「ほほう。 有名ってことはその二人のどちらかが水道管を凍らせた犯人かい?」
美鈴「それはチルノちゃんのことですね。 たしか能力名はレベル4の『完全冷凍(パーフェクトフリーズ)』・・・・・・だったかな?」
黄泉川「小学生でレベル4かい。 しかも物を凍らせる能力なんて聞いたことがないじゃん」
美鈴「『発火能力(パイロキネシス)』みたいな『熱を生む』能力は良くありますけど、逆に『熱を奪う』能力って聞きませんからね」
美鈴「そのおかげで研究者の間では結構有名みたいです」
黄泉川「そんな子がバカ呼ばわりされてるとは、なんだか変な感じがするじゃん」
美鈴「でも実際レベルの割には頭は良くないみたいなんですよね。 何というか、
演算みたいな理屈じゃなくて感覚で能力を使っているような・・・・・・」
黄泉川「また随分と変わった子みたいじゃんよ。 で、もう一方の方は?」
美鈴「ルーミアちゃんですか? 彼女はレベル2の『暗黒空間(ダークフィールド)』ですね」
美鈴「自分の周囲を真っ暗にする能力みたいですよ」
黄泉川「なんだいそれは。 また奇天烈な能力だねぇ」
美鈴「この能力は単に光を遮るんじゃなくて、周囲の光子を消滅させてるそうなんですよ」
美鈴「チルノちゃんと同じくらい珍しい能力かもしれませんね」
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