過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2013/02/03(日) 22:05:20.86 ID:z3Gd++TS0
第3学区のとあるホテルの一室。
そこで土御門とパチュリーは、学園都市に潜む魔術師をどのようにして捕縛するかについて議論を重ねていた。
魔術師の正体は既に割れているが、相手がどれくらいの力量を持っているのかについては全くの未知数だ。
油断してかかれば返り討ちなる可能性も十分考えられる。そうならないためにも、挑む前に入念に準備をしておく必要があった。
相手の本拠地に直接乗り込むべきか。それとも何処かにおびき寄せるのか。
おびき寄せる場合、どの場所を指定するのか。その場所は戦闘になった時、自分にとって有利に働く地形なのか。
魔術師と対峙する際に持参するべきものは何か。戦闘時はどのように立ち回るのか――――等々。
もちろん今ここで議論したこと全てが、必ずしも役に立つというわけではない。
想定外の出来事などいくらでも考えられる。その時は最初の計画を捨てて、柔軟に対応する必要があるだろう。
パチュリー「土御門。 一つ頼みたいことがあるのだけれど・・・・・・」
土御門「ん?」
その議論の最中、パチュリーは突然土御門に対して頼みごとを始めた。
彼女はこの作戦における唯一のまともな戦力である。
土御門も魔術や銃器を使えるが、彼にとっての魔術は命を賭けた博打そのものであり、
銃器もマシンガンのような大型のものではなく、持ち運びが楽な小型の拳銃なので、魔術師を相手するには力不足だ。
つまり、戦闘に関しては彼女に一任する他ないのである。
よって今回の土御門の役目は作戦の要であるパチュリーをサポートすることである。
自分自身も戦闘に参加するかもしれないが、あくまでもメインとなるのは彼女だ。
作戦を確実に成功させるためにも、彼女が必要とするものは手を尽くして揃えるつもりだったのだが・・・・・・
土御門「どうした? 何か必要なのであれば、こちらで用意できるものなら用意するが・・・・・・」
パチュリー「そう。 なら――――」
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