過去ログ - 許嫁「末永く宜しくお願い致します!」その4
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889: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/05/09(水) 23:33:43.72 ID:CEkGxO9AO

〜数日前〜


取り巻き「え……? 私と付き合うつもりはないって……?」

モテ男「これまではっきりしなくてごめん。 でも、このままじゃいけないと思って」

モテ男「キミを初め、ボクの周りの子の気持ちには気付いてたんだ」

モテ男「でも、付き合うつもりもないのに期待させるだけじゃダメだなって……」

取り巻き「私、付き合えなくたっていいよ? 私がモテ男くんの事好きなだけで……」

モテ男「……気付いたんだ。 オレ、幼馴染の事が好きだったんだって」

取り巻き「っ!」

モテ男「正直、アイツがオレの事好きだって事も知ってたんだ」

モテ男「でも、オレさ。 キミたちにチヤホヤされて、調子に乗ってたんだ、きっと」

モテ男「馬鹿だよな、オレ。 アイツもだし、キミたちの事まで傷つけてた」

取り巻き「そんな事……」

モテ男「オレの事好きでいてくれるのは嬉しいよ。 これまでありがとう」

モテ男「……これからオレ、アイツに告白してこようと思うんだ」

モテ男「勝手で悪いけどさ、女の子を侍らせてアイツと付き合おうだなんて出来ないし」

モテ男「もう、こんなあやふやな関係終わりにしたい。 キミたちにも悪いからね」

取り巻き「いや……いやぁ……」

モテ男「……本当にごめん。 キミたちを弄ぶような真似をして」

モテ男「キミの気が晴れるなら、ビンタでも何でもしてくれていい。 だから……」

取り巻き「……あの、女のせいなの……?」ボソッ

モテ男「……え?」

取り巻き「こんな事言い出したのは、モテ男くんが振られた時に言われた事のせい!?」

モテ男「……見てたんだ……? ……うん。 あれが切欠」

モテ男「彼女に言われた事を家で思い返してさ……」

取り巻き「……そっか。 そうなんだ……あの女のせいなんだ……」ブツブツ

モテ男「取り巻きさん? どうしたの? 取り巻きさんってば!」




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