過去ログ - 許嫁「末永く宜しくお願い致します!」その4
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955: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/05/16(水) 01:01:30.63 ID:vYRVcrKAO

 「……というわけだ」

少女「成る程ね。 で、この3人がターゲットって事か……」

メイド「1人は女友さんですが、このもう1人は……?」

少女「私も知らない。 ねぇ、この人だれ?」

 「名前しか知らねぇ。 けど、そいつの彼氏には手出すなって言われたな」

少女「……とすると、多分モテ男くんと付き合う事になった子かな?」

嬢「全く、痴情の縺れとは怖いものですわね?」クスクス

メイド「ですから、貴女の言う事ではないでしょうに……」

 「なぁ、これで全部話したぜ? 見逃してくれるんだよな!」

少女「んー……いいよ、見逃してあげる」

 「よっしゃ! 助かった……」

 「もぅこんな真似しねぇからよ……」

メイド「良いのですか? 少女の貞操の危機だったんですよ?」

少女「うん。 見逃すよ、今回の件は」

嬢「……成る程。 少女、駄犬や化け物のせいで性格歪んだのではなくて?」クスクス

 「……どういう意味だ?」

少女「……余罪、沢山あるんでしょ? 私は見逃してあげるけど、そっちは知ーらない」

 「な……! てめぇ、約束が違うだろうが!」

少女「どうせ、これまで何もしないとか一度だけとか約束して、破ってきたんでしょ?」

 「ぐ……」

少女「メイド、どうしよっか。 警察に突き出す?」

メイド「いえ。 未成年ですし、犯した罪に対して適切な罰にはならないでしょう」

メイド「人員不足らしいですし、以前と同じく海外へ飛ばした方が後腐れないでしょう」

嬢「うふ、1人くらい回して欲しいですわ。 私の裏事業も人手不足でしてよ?」

 「ま、待て! 悪かった、絶対もうしないからよ……!」

 「ちょっと調子に乗っただけじゃねぇかよ! なんでそんな事になるんだよ!」

 「オレたち未成年なんだぞ! ふざけんな!」

少女「……貴方たちさ、これまで女の子が許してって泣いて、許した事あるわけ?」

 「……」

メイド「では、処遇が決まるまで拘留しておきましょう。 大人しく罰を待ちなさい」

少女「心配しないで? ちゃんと貴方たちの家族にも納得してもらうからさ」

 「待て! 待って下さい!」

 「た、助けて……」

少女「じゃね? 大人しくしててねー?」バタン

 「〜〜〜〜〜〜〜!」




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