過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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10:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/20(火) 01:01:36.22 ID:WAbTKaZT0
絆から視線をそらして、彼女は呟くように言った。

「……それもあります。ご存知だったんですね……」

「戦闘でお前のエネルギーを発射したが、
あれにはブラックホール粒子が含まれていた。
本部は隠そうとしていることだ。
だが俺でもそれくらいは分かる」

「…………」

「……で、それがどうかしたのか?」

問いかけられて、霧は

「え……」

と言って顔を上げた。


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