過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/23(金) 20:31:17.01 ID:U/74IjXl0
あと十分で陽月王は停止するほどに、
エネルギーラインが上がっていた。
バーリェの生体エネルギー融合炉が、
真っ赤に発熱しているのが危険値として表示されている。
そこでやっと、他の人型AAD達が陽月王の
ものと同じ迫撃戦用ブレードを抜き放った。
タイプγとの戦闘データは、
命のもので既に対策が立てられている。
コアは胸部であることが判明している。
頭部から発射される高密度のブラックホール粒子爆弾さえ
どうにかしてしまえば、どうにかなる。
迫撃戦用の強力な武装で、短期決戦を狙うのが一番早いのだ。
しかし次の瞬間、近くのタイプγに斬りかかろうとした
人型AADが、別の個体に唾を吐きかけられ、
大爆発を起こした。
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