過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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142:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/24(土) 21:51:45.80 ID:s9qUNLnH0
言い淀んでから、渚は呟くように言った。

「……どう、されますか?」

絆は緩慢に彼女の方を向くと、自嘲気味に笑った。

「どうするも何も……受け取らざるを得ないんだろ。
状況は、切迫しているからな」

「私は、あなたの監査を担当しています。
結果だけを重視している本部の判断とは異なり、
あなたのことを客観的に、行動全てを見て判断することが
出来ます。私は、あなたはトレーナー職から遠ざかるべきだと
考えます。全てが通るとは限りませんが、
多少なりとも、発言の効果はあると思います」

渚が小さな声で言う。

「…………」

絆はしかし、渚から視線を離して、
掠れた声で関係のないことを呟いた。


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