過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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144:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/24(土) 21:53:13.47 ID:s9qUNLnH0
「何となくですが……分かります。
あなたのバーリェ達は、みんなあなたを
守るために死にました。どの子も、自分が死ぬことに
対して躊躇がありませんでした。
あなたは、愛されていたんだなって私は思います」

「…………」

「その事実だけじゃ……いけないんでしょうか?」

絆は、ギプスが嵌められた腕で頭を抑えて、息をついた。

そしてだいぶ沈黙してから呟く。

「それじゃ、多分いけないんだな……」

「…………」

「愛されるだけじゃ、多分駄目なんだよな。
俺はそれに値する愛を、返してやれたのかって疑問なんだ」


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