過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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149:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/24(土) 21:55:58.21 ID:s9qUNLnH0
優秀な個体であればあるほど、そうなる。

それに、今回のように自爆してしまった
優と文には、亡骸が存在しない。

その火葬されるわけでもない、
骨が埋まっているわけでもないバーリェ達の「墓」、
と絃は勝手に呼んで、死んだバーリェの名前を彫っていた。

いつしか、絆もその石に死んだバーリェの名前を
彫るようになっていた。

絃から話を聞いた、他の上級トレーナー達も、
時折訪れているらしい。

名前が、増えていた。

持ってきた彫刻刀を握り締めて、
ゆっくりとその石に近づく。

命が死んでから、ここには来ていない。


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