過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/20(火) 01:08:48.70 ID:WAbTKaZT0
確かにブラックボックスは多いが、
操縦しているのはバーリェと自分だ。
危険なのは、日に日に凶悪さを増している
死星獣の方ではないのか?
そう考えて、針のようになって飛んできた、
あの死星獣のコアを思い出す。
……怖気がした。
小さく震え出した手を無理矢理に
ズボンのポケットに突っ込んで、絆は立ち上がった。
そして霧が眠っていることを確認して、
部屋の扉を閉めて、松葉杖を鳴らしながら階段を降りる。
優と文が、同じベッドで抱き合うようにして
眠っていることを確認する。
次はこの子達の番だ。
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