過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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169:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/26(月) 19:42:46.72 ID:H1W87tW/0
5.片翼の天使が飛ぶ

絆がその病室を訪れたのは、
桜との熾烈な戦闘から、
一週間ほどが経過した時だった。

出かける数時間前、絆は彼のラボの中にいた。

――体中が痛む。

折れた腕と足、ヒビが入ったあばら骨。

重度の火傷を負った背中。

満身創痍といった言葉が
丁度当てはまる状態だった。

ラボの中での生活にも苦労する体に
なってしまった絆をサポートするために、
渚が訪れていた。


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