過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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213:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/27(火) 19:56:54.28 ID:+6h/+PqS0
意外そうに圭が言う。

手招きされて、
霧は顔を引きつらせながら近づいてきた。

「こ……こんにちは」

引きつった顔で手を差し出す霧。

それを冷めた目で見て、圭は口を開いた。

「無理はしない方が良いですよ。
私のことを気味が悪いって、
そう思っているんでしょう?」

「そ、そんなことは……」

霧の声が自信を失ったように尻すぼみになって消える。

「…………ないです!」

やっと声を絞り出し、霧は意を決したように
近づいてきて、無理矢理に圭の手を握った。


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