過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/20(火) 01:15:49.98 ID:WAbTKaZT0
ドン、と周囲の人間達が足を踏み鳴らし、
右手を天に向かって掲げた。
『我らの新世界のために』
絃が最後にそう言って、右手を同様に掲げる。
そこで、ブツリと音を立ててテレビの電源が消えた。
絆は慌ててテレビの電源をつけ直した。
途端、絶叫が耳をついた。
『死星獣です! 先日サナカンダに出現したものと
同一と思われる死星獣が、目で確認できます!』
アナウンサーの悲鳴のような声と、
スタッフの絶叫が響き渡る。
『こっちにくるぞ!』
『逃げろ……! 逃げ』
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