過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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268:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/29(木) 18:13:22.71 ID:qPbJwa1+0
食事を作ってもらった、
風呂に入れてもらった、
人の手を借りたということは、
分かっているらしい。

迷惑をかけたということも分かっているようだ。

しかし、それに対する感謝の気持ちがないようだった。

当初の霧もそうだったが、
彼女の場合は我が強すぎたために、
そのような気持ちが隠されてしまっていただけだ。

それとはまた違うタイプの話だ。

無論、すまなそうな顔をしたり、謝ったりはしている。

しかしまるで空気を押しているかのような
……話していてそんな印象を受けるのだ。

圭は、しかしそんなことを考えながら
背中を向けた絆に、慌てて声をかけた。


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