過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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270:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/29(木) 18:15:17.31 ID:qPbJwa1+0
「AADに乗るのは、嫌じゃないのか?」

「大丈夫だと思います。よく分かりませんが……」

自信がなさそうにもごもごと呟いて、
圭は下を向いた。

絆は頷いて渚に目配せをした。

「分かった。昼に、どっちにせよお前を連れて、
もう一回軍病院に行く。
大丈夫なようなら、戦闘訓練を考えてもいい」

「ありがとうございます」

そこで初めて、安心したかのように圭が微かに笑った。

「何だ……ちゃんと笑えるじゃないか」

絆は少しだけ安心して、
圭に近づくと、優しくその頭を撫でてやった。

圭のその顔を見て、少しだけ安心出来たような
気がしたのだった。


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