過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/03(火) 17:54:06.38 ID:QhpzOyn50
何とか、なるわけがないだろう。
口を開きかけた絆の目に、
しかしそこで背筋を伸ばして
手を挙げた椿の姿が目に入った。
「何だ?」
駈が問いかけると、立ち上がって椿は言葉を発した。
「八○一型に、私のバーリェを乗せていただきたいのです」
トレーナー達の間にまたざわめきが広がる。
駈は手元の資料をめくってから、静かに返した。
「どうして?」
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