過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/03(火) 18:00:43.42 ID:QhpzOyn50
そこで雪が、見えない目を絆に向けて口を開いた。
「絆……絃さんを、殺すの?」
その問いを受けて、絆は一瞬沈黙した。
そして息を整えてから口を開く。
「……分からない。だが俺は、
絃にもう一度会わなきゃいけない」
「…………」
不安げにこちらを見た圭と霧を
見てから、絆は続けた。
「話はこの状況を切り抜けてからだ。
集中しろ……!」
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