過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/04(水) 19:32:22.11 ID:jX4+wWw10
その視線に射抜かれたように、絆はハッとした。
「……絃か……?」
弾かれたように雪と渚が絆を見る。
金色のAAD型死星獣は、
地上三メートルほどのところを漂った
……と思った瞬間に消えた。
次の瞬間、近くにいた砲台型AADが
凄まじい爆炎を上げて大爆発を起こした。
一瞬で移動した金色のAAD型死星獣が、
少し前に優と文が使ったような
……いや、それよりも十数メートルは長い、
長大な迫撃戦用ブレードを構えている。
反応しようとした人型AADに対し、
それは、右手を伸ばした。
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