過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/05(木) 19:22:37.25 ID:XF4r8r6f0
一瞬後、何拍か置いて凄まじい爆発が
周囲を揺るがした。
バーリェ三人が悲鳴を上げてシートにしがみつく。
――くそっ!
心の中で叫ぶ。
玉砕した。
敵と同じことを、しやがった!
もうもうと上がる煙の中、爆発に巻き込まれた
死星獣達が、ボロボロと塵になって消えていく。
エフェッサー本部の周囲は、完全に
数時間前の様相とは変わってしまっていた。
一面広がる、灰色の砂漠の山だった。
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