過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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400:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/05(木) 19:27:12.01 ID:XF4r8r6f0
……やはり絃は出てきている。

まず間違いなく、あれに乗っているのが、彼だ。

直感でそう感じたが、彼が操縦桿を
握っていることでその確信を深める。

総括者が自ら出てきていることが
疑問に思えたが、絆は続けた。

「……応答に感謝する。
即刻戦闘行動を中断し、話し合いの場を設けたい」

絃は口の端を吊り上げて、
小さく喉を鳴らしてそれを笑った。

『これだけやっておいて……今更話し合いとは笑わせる。
もはや我々は話し合う段階を通り越して余りある状況にいる。
あるのはどちらかの全滅か、共倒れかだ。
我々は諸君らと分かりあうつもりはない。
諸君らと話し合うつもりもない。
あえて要求を伝えるとすれば
「速やかに死んでいただきたい」ということだけだ』


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