過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/06(金) 19:31:13.82 ID:tCTVvjTx0
しかしエネルギーの奔流は、
戦劫王に当たる直前で何かのエネルギーに
歪められたかのように割れ、二つに分かれた。
そのまま海を割る人のように、
戦劫王もこちらに手を伸ばして広げる。
「ナビをするんだ!」
渚に向かって声を張り上げる。
そこで渚がハッと我に返り、モニター類の操作を始めた。
「局所的な重力子フィールドです!
中和できない空間位相により、
エネルギーの流れが歪められています!」
「中和できない……?」
バーリェの生体エネルギーは、
死星獣の持つブラックホール粒子を中和して打ち消すはずだ。
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