過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/06(金) 19:38:06.39 ID:tCTVvjTx0
絆の後ろで渚が唾を飲んで口を開いた。
「大恒王……展開されたエネルギー防御膜により、
熱波を遮断、相殺しました。
損害率ゼロパーセント、無傷です!」
雪と霧の操縦が元に戻り、大恒王が雲の上で静止する。
そして重力に引かれ、物凄い勢いで落下を始めた。
「全てのミサイルをロックします!」
霧が叫ぶ。
大恒王の背部ブースターの側面が開き、
一発一発が巨大なミサイルが、
数十個一気に競り上がった。
「エネルギー注入完了。
八十六体ノ敵熱源ヲ全テロックシマシタ」
「撃て!」
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