過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/06(金) 19:40:03.49 ID:tCTVvjTx0
大恒王は地面に衝突する寸前、
体の各部から補助ブースターを点火させて体勢を安定させ、
また空中に飛び上がった。
遊園地のアトラクションとは
比べ物にならない程のGが体にかかる。
舌を噛んだのか、渚が口元を手で抑えた。
絆も飛び出しそうな目と心臓を無理矢理押しとどめ、
モニターを見る。
「エネルギーミサイル、全弾命中ヲ確認シマシタ」
AIの声が聞こえる。
しかしそこで、渚がくぐもった声を発した。
「まだです! 重力子指数、急激に増大しました、
死星獣の反応は消えていません!」
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