過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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426:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/06(金) 19:42:55.00 ID:tCTVvjTx0
圭は、しかし反応がなかった。

苦しそうに胸を押さえて、荒く息をついている。

「圭、大丈夫か!」

絆が言葉を投げかけると、圭は彼の方を向いて首を振った。

「大丈夫じゃ……ありません。苦しい、息が出来ない……!」

その言葉に、絆はハッとした。

大恒王を今動かしているメイン動力は圭だ。

彼女に負担をかけすぎている。

しかし絆は操縦桿を握り締め、
真っ直ぐに巨大な死星獣を睨みつけた。

……こいつを。

こいつをどうにかしなければ、どの道自分たちはお仕舞いだ。


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