過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/06(金) 19:45:22.20 ID:tCTVvjTx0
大恒王は、また爆発を引き起こそうと発光した
巨大死星獣の首を、
突撃の勢いそのままに二刀のブレードで凪いだ。
……衝突の瞬間、ブレードが三倍ほどの長さに伸びた。
圭がビクンと体を痙攣させる。
切り離された死星獣の首が、大爆発を起こす。
次いで、胴体だけになった死星獣がクルリとこちらを向いた。
通り過ぎた大恒王に向かって、胸の皮がベロリとめくれ……。
そこに敷き詰められるように積み重なっていた
四角形のキューブ体、八十六個のコアが、
一斉にハリネズミの針のように形を変化させた。
「他に武装はないのか!」
絆の声に、渚が一拍押し黙った後言った。
「あります! 局地的極威力破壊兵器が使えます!」
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