過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/07(土) 20:00:21.63 ID:sVh0F2PK0
AIの声と共に、大恒王の装甲に亀裂が入り、
凄まじい勢いで、
散弾のように周囲にそれが飛び散った。
戦劫王がその直撃を受けて、大恒王から手を離し、
空中でよろめく。
腕の装甲。
足の装甲。
全てが弾け飛び、大恒王は一瞬後、
駆動系やエンジンがむき出しの状態で、空中を飛んだ。
「活動臨界マデ、残リ百五十秒デス。
カウントダウンヲ開始シマス」
機械人形の全体から、灰色のエネルギーが噴出した。
四方八方からエネルギーを噴き出しながら、
大恒王は先ほどとは比べ物にならないほどの
機動性で背部ブースターを点火すると、
一瞬で、空中の戦劫王に肉薄した。
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