過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/09(月) 17:16:42.14 ID:KsGx2YfE0
「え……」
絆はわななく手で、目の前の資料を手に取った。
「解剖…………結果…………?」
「嘆くことは何もない。元老院は君に、
S678番の技術を応用させた
新しいハイ・バーリェの授与を検討している」
ツカツカと歩いてきて、駈は絆の肩に手を置いた。
「当然まだ、戦ってくれるな?」
「ちょっと待てよ……」
ハハ……と乾いた声で笑って、絆は駈の腕を掴んだ。
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