過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/12(木) 18:22:16.11 ID:Y7PtevAY0
「は……?」
「絃執行官はそれをエフェッサーの本部から盗み出した」
「天使一号……?」
聞いたことのない単語に、絆は目を見開いて駈を見た。
「何だそれは……?」
「我々もそれが『何』なのかは分からない。
分からないが、その物質はバーリェと
死星獣の組成体の元となる物質だ。
我々はそれを『天使』と呼んでいた」
「何なのか分からないものを使って、
ここまでのことをしてきたのか……!」
「ああ。だが、そのおかげで君達は死なずに
済んでいる。結果が全てだ。
学校でそう習わなかったかね?」
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