過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/12(木) 18:27:41.35 ID:Y7PtevAY0
しかし、だいぶ考えた末に絆が出した言葉は、
純の言葉を否定するものだった。
純は眉をひそめて絆を見た。
「どうしてですか?
私は、通常のバーリェ二千体分の……」
「バーリェの生体エネルギーは、心の力だ。
心っていうのは、理論では測れないものなんだ。
お前がいくら頭が良くても、
何もかもが計算どおりにいくっていうわけじゃない。
その考えは、改めた方がいいな」
絆はそう言って、純に向かって軽く微笑んだ。
「まぁ、おいおい話していこう。
お前の姉さん達を紹介する。ついてこい」
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