過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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544:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/13(金) 18:22:32.39 ID:72uX6PGo0
「戦闘後までの記憶は全て継承しております。
ご安心ください。圭お姉様は、お姉様達にとても
感謝をしておりました。
気にすることはないと、私は思います」

絆は、思わず息を吐いて背もたれに体を沈み込ませた。

おそらく霧は、純粋に絆が言ったことを信じている。

雪は違うのだろうが、彼女に限ってはそうだ。

霧が質問をしたのは、単純に疑問に思ったから、
それだけなのだろう。

純はそれを知っていて何食わぬ顔でさらりと嘘をついた。

バーリェは普通、隠し事が出来ないように
人格を調整されている。

しかし純に限ってはそれが適用されていないらしい。

――嘘をつくことが出来て、
怒ることも出来るバーリェか……。


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