過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/16(月) 19:38:22.09 ID://P1Hl+o0
「そうかな。元来俺は卑屈な方なんだ」
軽く笑って、絆は冷蔵庫を指でさした。
「あまりで悪いが、ピザがある。
温めて食べていくといい」
「折角だけど……ご遠慮しますわ。
少しで戻ると言っていますの。
時間もあまりありませんし……」
椿はそう言って、声を低くして絆に囁いた。
「……先日、私のバーリェが
気になることを言っていました」
「……気になること?」
「AAD七百番台には、バーリェの
上位互換体以外を乗せてはいけないと」
弾かれたように顔を上げる。
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