過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/22(木) 20:23:02.08 ID:sON2xcHy0
この事態に疑問を感じている
トレーナーも存在していたらしい。
駈はしかしそれを鼻で笑うと、
軽く肩をすくめて絆に聞いた。
「君達の常識を押し付けられても困るな。
それとも何だ? 君は、私や元老院が『人殺し』だからって、
報いを受けるべきだとそう言うのかね。
私達は、死星獣の脅威から全世界の『人間』を守るために
『善意』の行動をしているというのに」
「善意……?」
今度は絆がそれを鼻で笑った。
「とんだ善意もあったもんだよ」
「……無駄な問答をしている時間はない。
君のバーリェはまだ睡眠中だが、
急ぎ七○一号に搭載する。選びたまえ」
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